貧血と耳鳴り
耳鳴りの症状が出ることも
貧血には様々な症状がでますが、中には耳鳴りの症状が出る場合もあります。耳鳴りは言い表せないような音がずっと聞こえるので非常に不快ですよね。また、耳の中でなっているので、音から逃れることもできません。
そんな耳鳴りは貧血とは無関係に感じますが、実は関係があり、貧血に伴って耳鳴りが起きることもあります。
貧血の多くはヘモグロビンが減少することによる体の酸素不足です。人間の体は酸素を必要とするため、貧血で酸素不足になると様々な異変がでます。その影響は耳にも及び、耳鳴りとして表れるのです。
改善する方法
貧血に伴う耳鳴りを改善するには、とにかく貧血を改善することが大切になります。酸素が不足する貧血は、鉄分の不足が原因となるので、普段の食事などでしっかりと鉄分を補うことが貧血の改善、耳鳴りの改善につながります。
また、鉄分は体に吸収されにくい栄養素でもあります。しかし、ビタミンCと一緒に取り入れることで体に吸収されやすくなるので、食事の際にはそのような点にも注意するようにしましょう。
食べ物では、小松菜やホウレン草は鉄分もビタミンCも含まれているので、効率的に鉄分を摂取することができます。
耳鳴りがでる病気
しかし、耳鳴りは貧血の場合にだけ起きるものではありません。様々な病気に伴って起きることもあります。
まず考えられることが難聴です。耳鳴りは難聴の前兆とも言われており、耳鳴りがすると難聴になる可能性が高いと考えられています。
そして、もう一つ考えられる病気がメニエール病です。難聴もメニエール病も進行すれば治療が難しくなる病気。
耳鳴りがした場合には、貧血だから大丈夫とは思わず、このような病気である可能性も視野に入れておいた方が良いかもしれません。
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