貧血と内出血

貧血と内出血

貧血と内出血

知らない間の内出血は貧血が原因

体をぶつけると青あざができます。これは内出血が起き、皮膚の下に血液が流れ出ていることで皮膚が青っぽく見えるのです。

 

しかし、中にはぶつけていないにも関わらず内出血が起きる場合があります。知らない間に起きる内出血には様々な原因がありますが、その中の一つに貧血があります。貧血の原因と内出血の原因が同じともいえるかもしれません。

 

内出血は鉄分不足が原因

貧血は体内の鉄分が不足することでヘモグロビンが作られず、体内が酸素不足になった状態を言います。身体が酸欠になるため、ふらつきや頭痛などの症状がでます。

 

そんな鉄分には、他にも役割があります。それがコラーゲンを作り出すという役割です。コラーゲンは血管を丈夫にするのに必要となります。コラーゲンが不足し血管が衰えてくると血液が漏れ出してしまい、内出血が起きてしまうのです。

 

鉄分は意外な部分にも関係している栄養素なのです。

 

貧血以外が原因の内出血

知らない間に内出血が起きる場合、貧血が原因であることもありますが、鉄分が不足する貧血以外が原因の場合もありますし、それ以外が原因の場合もあります。

 

内出血が起きる場合、再生不良性貧血である場合も考えられます。また、貧血以外の原因でいえば、急性白血病などの可能性もあります。

 

これらは重大な病気です。そのため、内出血が起きる場合には、重大な病気のサインかもしれないということも考えなければなりません。

 

内出血が頻繁に起きる際は、まず鉄分を摂取してみて、それでも改善されない場合は病身で診断をしてもらいましょう。再生不良性貧血や白血病は治らない病気ではありません。内出血が早期発見につながるかもしれないため、見逃さないようにしましょう。

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