貧血と耳

貧血と耳

貧血と耳

貧血になると耳にも影響がでる

貧血には様々な症状が出ます。中には長引くものや後遺症のようになってしまうものもあります。

 

そんな貧血の症状には耳に関するものもあります。耳に関する症状は耳鳴りや閉塞感などで、これらはすぐに症状が治まりますし、後遺症のようになってしまう心配もほとんどありません。

 

しかし、耳の症状は貧血の判断基準にもなり得る、重要なものです。貧血になると、そのほかの症状が出る前に、耳の閉塞感が出てくることがよくあります。なので、耳の聞こえが悪くなってきたときは、貧血の症状がでる前兆とも考えられます。

 

酸素不足が原因で起きる

耳の閉塞感をはじめとした耳の症状は、どのようにして起きるのでしょうか。それは、貧血が原因で体が酸素不足に陥るためです。

 

体が酸素不足になると、耳の鼓膜なども同様に酸素不足になります。通常は酸素を取り入れているため、酸素が不足すると本来の働きができなくなってしまい、耳鳴りや閉塞感につながります。

 

また、耳が音を認識しているのは脳が働いているからでもあります。しかし、脳も酸素がなければきちんと働けません。そのため、脳が酸素不足の影響を受けることでも、耳に影響が出てしまうこともあるのです。

 

メニエール病に似ている

貧血になると耳鳴りや閉塞感といった症状が出ますが、必ずしも貧血とは言えず、他の病気である可能性もあります。その代表的なものがメニエール病です。

 

メニエール病になると耳への症状が出るため、非常に貧血に似ています。そして、それだけでなくめまいや立ちくらみなどの症状も出ることがあります。非常に貧血と似ているのです。

 

このように、耳に症状が出たからと言って勝手に判断するのではなく、病院などできちんとした診断をしてもらうようにしましょう。

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