貧血と出血

貧血と出血

貧血と出血

貧血の原因

女性に多い病気である貧血ですが、原因は様々な物があります。しかし、だいたいの貧血の原因は鉄分不足によるものです。鉄分不足によって、血液中のヘモグロビンが少なくなることで貧血になります。

 

しかし、血液中のヘモグロビンが減少する原因は、鉄分不足だけでなく、血液そのものが減少することでも起こり得ます。

 

一度の大量出血で貧血になる

人間の体から血液が減少するとはどのような場合でしょうか。多くは、怪我や手術などで一度大量の出血をした場合です。また、鼻血などでも出血量によっては貧血になる場合があります。

 

また、女性の場合は生理でも大量の出血を伴うため、貧血になる可能性があります。男性より女性の方が貧血になりやすい理由の一つがこれです。女性は定期的に出血があるため、日常的に血液が足りなくなってしまう傾向にあるのです。

 

しかし、これらは出血を止めるなどの対処ができますが、なかなか対処が難しいという場合もあります。

 

出血傾向のある人は注意が必要

出血で対処が難しいものとして、出血傾向というものがあります。出血傾向とは原因が無いにもかかわらず出血をしてしまい、その出血がなかなか止まらないというものです。

 

これは血管の壁に異常があったり、血液が固まる機能に異常があったりする場合に見られます。出血傾向がある人は、一度出血すると、止血をすることが難しいため、大量の血液を失い貧血になってしまいます。

 

出血傾向は、血管や肝臓などに異常があるために起きるため、自分での改善などは非常に難しいものです。なので、出血傾向があるという場合には、すぐに病院で診断をしてもらい、適切な治療をしてもらうようにしましょう。

 

また、血液をサラサラにするような対処をすると、尚更止血が難しくなってしまうので、そのような薬を服用することもやめましょう。

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