貧血の症状：吐き気

貧血の症状：吐き気について

吐き気というものは、実際には胃が不快感を感じてムカムカしているような状態で吐きたいという気分になっている事と、実際にとしてしまうという事もあります。

貧血による吐き気というものは、比較的症状が進行している可能性がたかいので直ぐに対処をしなければいけません。酸素不足の症状により、身体の中の血液循環がわるくなり酸素の流れが順調でなくなることが吐き気に繋がります。

また、そのほかにも内臓内で何らかの出血が起こり貧血となり吐き気を有する場合があります。

貧血による吐き気というものは、消化器官系の疾患に伴う吐き気というものがあります。

胃潰瘍や胃がんなどの胃の痛みを伴う出血が起きている場合には貧血を起こすことがあります。貧血は鉄が欠乏して起こる場合に多いのですが、単なる鉄分の不足ではなく、出血による鉄分の喪失というものがあります。

また、女性の場合は月経の際に下腹部痛などの生理痛だけではなく吐き気がするという場合があります。これは月経の出血により、胃腸に血液が回らなくなり食物を口にしても、消化器官である胃腸の血流が悪くなることで十分に消化が出来ずに吐き気を感じてしまいます。

同じことが原因で大腸にも症状が現れる事があります。胃の不調だけではなく、大腸も収縮するために吐き気だけではなく、下痢という症状で現れるのです。

月経時に吐き気や下痢がある人は生理痛も強いということになります。

気を付けなければいけないのは、胃腸を刺激するようなコーヒーや刺激物（香辛料のようなもの）を控えることが必要です。どちらにせよ、貧血と吐き気との関係には何らかの胃腸からの出血や出血に伴う胃腸作用の低下が考えられます。原因によって対処法が異なりますので医師の診断を受けて、適切な処置をする事が大切です。