貧血の対策:ツボ

貧血の対策:ツボ

貧血の対策:ツボ

体には内臓の調子を治したり、ダイエットに効果があるツボがたくさんあります。その中には貧血に効くツボもあります。貧血対策になるツボを紹介します。

 

貧血に効くツボ

東洋医学では貧血を「脾経(ひけい)の異常」が原因と考えられています。これは食事で摂る栄養から血液を上手く作り出せない、という状態です。

 

その為、脾経のツボを押して刺激し、血を作りやすい状態にしましょう。

 

そのツボは「太白(たいはく)」と呼ばれています。足の内側の親指の付け根には大きな関節がありますが、そこにあるくぼみが太白です。

 

太白を刺激する事によって脾経の働きを活発化し、血を作りやすい状態にします。

 

貧血の人は太白を押すと強い痛みを感じる場合が多いです。太白を刺激するには、人差し指で軽く太白を触れ、内くるぶしに向かって優しく擦ってください。これを毎日数回繰り返していれば、段々痛みが無くなってくると思います。

 

他にも貧血に効くツボはあります。

 

東洋医学では血が不足していたり、血が薄かったり、血の流れが滞っている状態を「血虚(けっきょ)」と呼びます。この血虚に効くツボは以下の通りです。

  • 膝の皿の内側から5cm上の所にある「血海(けっかい)」
  • お尻の割れ目の一番上にある「貧血霊(ひんけつれい)」
  • ヘソの真後ろの背中にある「命門(めいもん)」
  • 手首の内側の横じわの一番端(小指側)にある「神門(しんもん)」
  • 手首の内側の横じわの真ん中にある「太陵(たいりょう)」

以上のツボも指で押してみましょう。貧血の人は痛みを感じると思います。これも毎日数回押すようにしましょう。

 

ツボを押して痛むのは、そのツボが関係している体のどこかが異常を起こしているからです。

 

ツボを押す際は100円ショップなどで販売しているツボ押し棒の様な道具があると便利だと思います。

 

また、ツボの部分にお灸をすえるのも良いでしょう。「お灸は熱いから苦手」という人は、火を使わないお灸もドラッグストアで市販されていますので、こちらも一度試してみると良いかもしれません。

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