貧血の応急処置

貧血の応急処置

貧血の応急処置

急に立ちくらみやめまい、息切れ、動悸等の貧血症状が出た場合、どの様な応急処置を行うべきでしょうか。

 

貧血症状が出たときの応急処置

自分やそばに居る人が貧血症状を起こした場合、まずはその場が危険な場所では無い限り、無理に動かずにその場に座るか、横にさせてゆっくりと呼吸をさせ、安静にさせます。(頭への血流が良くなるように、もし横になっていればバッグなどを足の下に置いて、足の位置を少し高めにします)

 

そして体を締め付けている服のボタンを外したり、ベルトを緩めたりして、体の締め付けを緩めます。

 

次に何か体にかける物(上着等)で体を暖めましょう。もし吐き気が無ければ温かい飲み物を飲ませるようにしましょう。(冷たい水は逆効果なので止めておきましょう)

 

この「安静にする」「緩める」「暖める」が、貧血症状が起きた際の応急処置の基本です。

 

その状態で体調が落ち着くのを待ちましょう。もしその際に意識を失った場合、1分程経過しても目を覚まさなかったら救急車を呼びましょう。

 

食べ物で急な貧血を防ぐ

もし、近くに誰も居ない様な場所で貧血症状を起こして倒れてしまい、意識を失うような事があれば大変な状態になってしまいます。その為、貧血症状が出来るだけ起こらないように、日頃の食生活の見直しをすることが大切です。

 

鉄分を多く含むほうれん草やレバー、大豆、しじみ、海藻類、プルーン等を多く摂取する様にしたり、鉄分の吸収率を上げる為にピーマンやレモンでビタミンCを、赤血球の為にしじみ等の貝類や牛肉でビタミンB12を多くするようにしましょう。また、食べ物だけで補えない栄養はサプリメントや栄養ドリンクで摂取する様にしましょう。

 

もし、食生活を改善しても貧血の症状が頻繁に起こる様であれば、病院の内科で血液検査をしてもらうようにしましょう。

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