貧血と塩分

貧血と塩分

貧血と塩分

人間の体には塩分が必要

近年、健康のために減塩をする人が増えています。レストランでもメニューに塩分量が記載されていたり、減塩の商品が販売されていたりと、どこでも減塩を取り入れています。しかし、健康のための減塩でもやりすぎると体に悪いのです。

 

人間の体には塩分が必要なようにできています。また梅干しなど塩を多く使った食べ物が腐敗しにくいことからわかるように、塩には殺菌作用もあるため、体の健康を保つのにも役立ちます。

 

塩分不足は体に不調がでる

朝ご飯を食べないという人は1日に必要な塩分を摂取することができません。そして1日活動をするなかで汗をかき、汗と一緒に塩分を排出してしまいます。そして、食事は減塩の食べ物を食べる。これを続けていけば、体内から塩分が無くなってしまうことでしょう。

 

このように体内から塩分が少なくなると、立ちくらみやめまいといった体の不調を感じます。これは貧血と非常に似た症状であるため、貧血と勘違いをする場合もあります。

 

また、塩分は体を温める効果もあり、塩分が不足することで身体が冷えやすくなってしまいます。

 

貧血や冷え性などの症状が出た場合、もしかすると塩分不足が原因の症状かもしれません。

 

塩分不足は貧血にもつながる

塩分不足は実際に貧血を引き起こす場合もあります。実は塩は血液を作る効果もあるのです。そのため塩分が不足すると血液が作られず、貧血を引き起こしてしまいます。

 

そのため、減塩を行いすぎるのではなく、ほどよく塩分を取るような食事の仕方を心がけることが、体にとっては最も良いことなのです。

 

このとき使う塩にも気を付けましょう。塩には科学的に作られた塩もありますが、そのような塩よりも天然塩を使う方が良いです。自然にあるものを使う方が体にも良いのです。

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