貧血の原因:寝不足

貧血の原因:寝不足

貧血の原因:寝不足

いくつかある貧血の原因の1つには「寝不足(睡眠不足)」があります。

 

寝不足による貧血

貧血が起こる原因の内90%を占めるのが「鉄欠乏性貧血」です。体の鉄分が不足する事によって血液の酸素運搬能力が低下し、全身が酸素不足になる為に貧血を起こします。そしてこの鉄分が体に吸収されるのは睡眠中なのです。

 

その為、睡眠不足だと鉄分が上手く体に吸収されにくくなり、赤血球中のヘモグロビンの量が減ってしまい、貧血になってしまいます。

 

また、睡眠中にはたんぱく質の合成を促すホルモンや血液中の糖分や水分を調節するホルモンが分泌されるのですが、睡眠不足の場合、ホルモンの分泌がスムーズに行かず、ホルモンバランスが崩れてしまいます。

 

寝不足状態から脱却するには

まず大切なのは「早寝と早起き」です。特に夜の10時〜朝2時の間は最も多くのホルモンの分泌が行われる為、この時間帯は睡眠状態である事が大切です。この時間帯の睡眠は美容にも良いとされています。

 

そして就寝前はリラックスして眠れるように、就寝の2時間前は激しい運動や緊張する様な事(ゲーム等)は避けましょう。また、お風呂の湯船にゆっくり浸かって心身ともにリラックスさせると良いでしょう。

 

また、毎日軽い運動を続けていると体力が付きます。熟睡するには意外と体力を使いますので、その結果、質の良い睡眠が取れるようになります。

 

また、普段が寝不足だからと休日はいつもよりも長く寝るという「寝だめ」は生活リズムを崩すだけなので止めておきましょう。

 

貧血になっていると、熟睡できない事があります。そして熟睡できなければ貧血になるという悪循環を起こしてしまう為、出来るだけ毎日規則正しく、尚且つ質の良い睡眠を取る事を心がけると良いでしょう。

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