鉄芽球性貧血とリウマチ

鉄芽球性貧血とリウマチ

鉄芽球性貧血とリウマチ

鉄芽球性貧血を発症する原因

鉄芽球性貧血は先天性と後天性の2つがあり、後天性は様々な原因があります。主な原因は栄養素の不足ですが、薬剤によって影響を受けてしまい、正常に鉄分が使われなくなる場合もあります。

 

そして、病気が原因で発症する場合もあります。鉄芽球性貧血の原因となりうる病気は関節リウマチです。

 

この関節リウマチとはどのような病気で、鉄芽球性貧血とどのように関係しているのでしょうか。

 

関節リウマチとは

関節リウマチは関節が炎症を起こす病気です。初期症状は関節が腫れたり痛んだりというものですが、症状が進んでいくと関節部分の骨や軟骨が破壊されていきます。そのため関節部分が変形していき、最終的には関節の骨が固定されてしまい、動かせなくなります。

 

症状が軽いものであれば日常生活に支障をきたさないものの、症状が重くなると行動ができなくなり、日常生活においても介護が必要となります。

 

関節リウマチの治療は主に薬による治療が行われます。

 

リウマチで貧血が起きる理由

関節リウマチが原因で鉄芽球性貧血を発症しますがリウマチは鉄欠乏性貧血などの貧血を引き起こす病気なのです。鉄芽球性貧血に限ったことではないのです。

 

では、なぜリウマチが貧血の原因になるのでしょうか。貧血の原因はリウマチ自体にはありません。主にリウマチの治療に使われる薬が原因です。

 

リウマチ治療の薬にはもちろん副作用があります。その副作用で内臓に影響が出てしまい、そこから出血をすることで貧血を起こす場合があります。

 

また、薬によっては骨髄での造血に影響を与えるものもあります。リウマチで鉄芽球性貧血を発症する場合には、骨髄への影響が大きいと言えるでしょう。

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