鉄芽球性貧血と白血病

鉄芽球性貧血と白血病

鉄芽球性貧血と白血病

鉄芽球性貧血の原因

鉄芽球性貧血は、栄養素が不足している場合や薬剤を摂取してしまった場合などに発症します。しかし、鉄芽球性貧血の原因はこれだけではありません。遺伝によっても発症することがあります。

 

遺伝の場合は難病指定されており、確実な治療方法がありません。そのため、後天性の鉄芽球性貧血とは別のものとも考えられます。

 

遺伝による鉄芽球性貧血は厄介なものですが、後天性の鉄芽球性貧血も原因によっては厄介なものです。

 

白血病が関係している場合もある

後天性の鉄芽球性貧血は、前述したとおり薬剤の摂取が原因となる場合があります。これは後天性の中でも中毒性と呼ばれるものです。そして、後天性にはもう一つ、続発性と呼ばれる原因もあります。この続発性には白血病も含まれています。白血病を発症することで、鉄芽球性貧血も発症する場合があるということです。

 

白血病の治療を行うことで鉄芽球性貧血の症状も改善されることがほとんどですが、完治するまでは両方の症状と闘わなければならないということです。

 

意外にも注意が必要な病気

鉄芽球性貧血は後天性の場合、症状は一般的な貧血と変わりません。めまいや動悸程度です。そのため、大した病気ではないと考えてしまう人もいるでしょう。

 

しかし、鉄芽球性貧血は先天性であれば難病ですし、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。さらに白血病が原因になる場合もあります。原因によって、大きく姿を変える病気とも言えます。

 

後天性の場合は適切な治療を受ければ完治する可能性も充分にあります。そのため、ただの貧血症状と見逃すのではなく、貧血も一つの病気と考えて、きちんと診断を受けましょう。それが、鉄芽球性貧血の発見の一歩につながるかもしれません。

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