貧血と蕁麻疹

貧血と蕁麻疹

貧血と蕁麻疹

蕁麻疹はアレルギーで起きる

アレルギーを持っている人であれば経験したことがある蕁麻疹。体中がかゆくなってしまい、非常に辛いですよね。

 

蕁麻疹はアレルギーを持っているものを食べるなど、アレルギーの原因が体内に入ることで起きます。

 

しかし、意外な原因でも蕁麻疹が起きることがあるのです。それが貧血です。

 

貧血と蕁麻疹は全く関係がなさそうに見えて、実は関係があるのです。

 

貧血でも蕁麻疹に

では、なぜ貧血が原因で蕁麻疹が起きるのでしょうか。

 

蕁麻疹はアレルギー物質が体内に入った場合に、神経から蕁麻疹を起こす成分が分泌され、肌に蕁麻疹が表れます。

 

貧血になると、鉄分不足によりヘモグロビンが作られず、体全体が酸素不足に陥ります。すると体の機能が正常に働かなくなります。蕁麻疹の原因の成分を分泌する神経も同様です。

 

神経の働きが鈍り、アレルギー物質が体内に入っていないにも関わらず、蕁麻疹の原因を分泌してしまうのです。これにより、蕁麻疹が起きます。

 

対策は貧血を改善すること

貧血によって蕁麻疹が出る場合、対策としては貧血を改善することしかありません。蕁麻疹自体は薬などで痒みを抑えることはできますが、それでは根本的な解決にはなりません。

 

貧血の改善には、鉄分を含んだ食事をしっかりととり、鉄分を摂取することが大切です。また、鉄分を摂取する際には、同時にビタミンCも摂取することで、鉄分が吸収されやすくなります。

 

このような注意点を充分に理解し、貧血対策を行うことが、蕁麻疹の辛い痒みを防ぐ最も良い方法です。

 

そして、アレルギーと関係なく蕁麻疹が出た場合には、貧血になっている可能性もあるため、貧血の判断材料の一つとすることもできます。その場合は、すぐに貧血対策を行いましょう。

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